器質性便秘とは?
器質性便秘は、大腸に病気があり、大腸が正常に働きができなくなったり、大腸の形質異常などによって、排便がスムーズにできない便秘のことです。
▼器質性便秘の主なケース
腸閉塞(チョウヘイソク)、腸捻転(チョウネンテン)、大腸ガン、腹膜炎(フクマクエン)など、腸の腫瘍(シュヨウ)や閉塞(ヘイソク)、炎症などにより腸の通りが悪くなるためにおこるものです。
器質性便秘の場合、吐き気、腹痛、下血(便に血が混じる)などの症状を伴うこともあり、病気としては深刻な症状が潜んでいることもあります。
生活習慣や食生活を改善しても、便秘が解消されない場合などは、早めに専門医の診察を受けるようにしてください。