下剤や便秘薬の使い過ぎによる便秘とは?
下剤や便秘薬を何回も使っているうちに腸が麻痺して便意を感じにくくなります。
最初は軽い便秘でも、徐々に便意を感じなくなってくると、市販薬(下剤)を使用しはじめます。
市販薬は即効性がある強いものなので、便を出すことができます。しかし、同時に依存性も持ち合わせているため、慣れから便通の効果が望めなくなってしまいます。
それはなぜかというと、ヒトの腸は薬で刺激してしまうと、その刺激をどんどん強くしていかないと反応しなくなるという性質があるからなんです。
ですから、大量の便秘薬や下剤が必要になって、悪循環から抜け出せなくなって便秘がさらに悪化することがあるのです。